米Microsoft Corporationは19日(現地時間)、「openSUSE Leap 42」および「SUSE Linux Enterprise Server 12」を“Microsoft ストア”でリリースしたことを明らかにした。Linuxディストリビューションの“ストア”配信は「Ubuntu」に続く2例目で、今秋リリースされる「Windows 10 Fall Creators Update」で正式にサポートされる予定だ。

 「SUSE」は、古参の“Slackware”系Linuxディストリビューション。コミュニティベースで開発が進められている「openSUSE」と、エンタープライズ向けの「SUSE Linux Enterprise(SLE)」が存在するが、いずれもサーバー向けの安定した「SUSE Linux Enterprise」のコードがベースとなっている。

 “ストア”で配信されているLinuxディストリビューションは、同じWindowsに複数インストールして動作させることが可能。「openSUSE」と「SUSE Linux Enterprise」はもちろん、同じシステムに「Ubuntu」と同居させることもできる。また、仮想マシンソフトなどの導入も不要で、比較的高速に動作するのも魅力と言えるだろう。

 同社はRed Hat系のディストリビューション「Fedora」の“ストア”リリースも計画しており、現在パッケージのテストを行っているとのこと。こちらも近日中に公開される予定だ。

 なお、「openSUSE Leap 42」および「SUSE Linux Enterprise Server 12」は「Windows 10 Insider Preview」Build 16215以降で利用可能。あらかじめ「Windows の機能の有効化または無効化」から“Windows Subsystem for Linux(WSL)”を有効化しておく必要がある。

 

 

 

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