米Microsoft Corporationは26日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」のPC版Build 16251“Windows Insider Program”の“Fast”リングの参加ユーザーに対してリリースした。現在、“Windows Update”から更新可能。今回のアップデートでは、PCとスマートフォンをリンクする機能が追加された。

 将来バージョンのWindows 10では、他のデバイスのタスクを手元のデバイスで再開したり、クリップボードのデータをやり取りするクロスプラットフォーム機能がサポートされる予定だ。本ビルドではまず手始めに、スマートフォンで閲覧中のWebページをPCへ送る機能が実装されている。

 同機能を利用するには、スマートフォン向けのコンパニオンアプリをインストールする必要がある。「設定」アプリに追加された[電話]セクションを開くとiPhoneやAndroidを追加する画面が現れるので、まず電話番号を登録する。すると登録先のスマートフォンにSNSでアプリケーションのインストールリンクが送られてくるので、案内に従ってコンパニオンアプリを導入しよう。

 コンパニオンアプリで機能を有効化し、“Microsoft アカウント”の認証処理を済ませれば、スマートフォンの共有機能を利用して同じアカウントでログインしているPCへWebページを送信できるようになる。スマホで[Continue Now]コマンドを選べば、PCのデスクトップに共有したページが魔法のように現れるのが面白い。

 なお、同機能はiOSおよびAndroidに対応するが、今のところコンパニオンアプリが利用できるのはAndroidのみだ。iOSのサポートも間もなく開始されるだろう。

 そのほかにも、パーソナルアシスタント“コルタナ”にもいくつかの改善が盛り込まれている。まず、検索結果を“コルタナ”画面でプレビューできるようになった。サジェストキーワードの右に追加された矢印を選択すると、“Bing”での検索結果の概要を小さなサイドウィンドウで確認できる。そのほかにも、PCのロック・ログアウト・シャットダウン・再起動を音声コマンドで行えるようになった。ただし、この機能は現在のところ英語圏にのみ提供される。

 加えて、“Windows Update”などでデバイスの更新と再起動を行う際、サインイン情報を利用してデバイスの設定を自動的に完了する機能が追加された。これに伴い、“shutdown”コマンドの起動オプションも拡充されている。なお、この機能は「設定」アプリの[アカウント]-[サインイン オプション]セクションで無効化することも可能。

 また、入力や「Microsoft Edge」、ゲームなどにさまざまな改善が加えられているという。

 

 

 

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