米Microsoft Corporationは1日(現地時間)、アイトラッカーデバイスを利用した入力を「Windows 10」に導入することを明らかにした。視線の微細な動きだけで入力できるようになるため、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などを患い、身体の自由に著しい制限を抱えるユーザーのための入力支援機能として期待されている。

 このアイコントロール技術は、ALSを患っている元NFLプレーヤー、スティーブ・グリーソン氏の要請に応え、Microsoftが開発したもの。2014年に開催されたハッカソンイベントで生まれた視線操縦車いす“Eye Gaze Wheelchair”からインスピレーションを受け、同社の研究部門“Microsoft Research”に、視線追跡を研究し、製品に組み込むための専門チームが設けられたという。いわばハックから製品化された技術と言えるだろう。

 本機能は現在のところベータ版という扱いになっており、「Windows 10 Insider Preview」でテストすることが可能。利用するには、ゲーム向けのアイトラッキングデバイス“Tobii Eye Tracker 4C”が別途必要となる。

 

 

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